カレンダー

今日は、6月9日。
ふと見たカレンダーには、
赤いペンで丸印がついていた。

あの人の誕生日。

まだ、1回もお祝いしていないのに、
別れてしまった。

「好きな子が出来たから…。」
私は何も言わなかった。
うんん、言えなかった。
私はこんなにも好きなのに、
彼は私の前から去って行った。
私は、自分が彼の事をこんなにも好きだから、
彼も私の事を同じぐらい
好きでいてくれていると思った。
でも、現実は違っていた。

見渡すと、家中のカレンダーに印がついていた。
私は、彼の声も笑顔も温もりも
忘れなければならないのだと思った。

カレンダーを破る勇気もないのに…。
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by ddack1 | 2004-09-06 13:36 | そして、もうひとつ…