カテゴリ:books( 23 )

ユーモレスク/長野まゆみ

ユーモレスク、誰でも一度は耳にしたことのある曲だと思います。
携帯電話の着信音に最初から入っている場合もありますね。

この話は、ちょっと悲しいお話です。

主人公の私の弟が、7年ぐらい前に行方不明になります。
しかも、学校の秋の遠足(当時、11歳)の最中に行方がわからなくなり、
死体も出てきていないまま現在に至ります。
死亡届をそろそろ出さないといけないのかねぇ。
両親と私は、いつも弟がいなくなった季節にそんな話をします。

家族は、弟がいつ帰ってきても良いように茶碗などの食器を毎年買い換え、
小さいながらも弟の部屋は手つかずでそのままにしてありました。

弟が慕っていた隣の男の子も既に成人していて、仕事をしています。
その彼が、姉のピアノを使ってユーモレスクをひいていました。
「君の弟が好きだった曲だよ。僕は、これしか弾けないけれど。」
自分の弟のを本当の弟のように可愛がってくれていた隣の彼と、
彼の知り合い(亡くなったと思われる弟と同じ歳)と私の三人で
最後には家を明け渡さなければならなくなり、弟の部屋の片づけをします。

弟の思い出話をしながら…。


すごく切ないですよね。
7年もの間、家族は弟を待っていたのだと思います。
待っても待っても来ないとわからながらも、待たずにはいられない。
そんな思いがひしひしと伝わってきました。
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by ddack1 | 2005-05-11 10:43 | books

歴史の時間

ダヴィンチ・コードの上巻をやっと読み終えました。
感想は、まだまだ続きがあるので何ともいえませんが…。


どこまでが本当で、どこからが話なの?


それが最初の疑問でした。
全部が本当のことのように読めてしまうのです。
登場人物が作り物というだけではないのか。
そう思ってしまうぐらいの文章です。
いや、ただ単に私がバカなだけなのかもしれませんがね。

歴史に名高い著名な人物の名前も出てきますし、
「本当に?!」と疑わずにはいられなくなってしまうのです。

この本は、違った意味で「歴史の時間」になれそうな気がします。(^^)
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by ddack1 | 2005-05-10 09:42 | books

恋愛三賢人-林真理子編-/林 真理子

以前、秋元康編を読んで面白かったので手に入れた本です。

今回は女性の返答ということもあり、ズバッと切ってある感じがします。
または、そんな言葉をきついとも言うかもしれません。
秋元康さんの場合は、女性の立場も考えも理解したうえで
色々とアドバイスをしてくれていたように思います。
ですが、林真理子さんは女性。
同じ女性として、もちろん、経験があってのアドバイスだとは思うけれど
本当に歯切れの良い返答だったと思います。

そうそう。
質問が凄いのでビックリしました。
例えば…
シアワセな結婚をした今も元彼が忘れられません とか
彼の両親が私との結婚に大反対。なのに彼は何もしてくれません とか
仲が悪いわけではないがパッとしない…。マンネリ夫婦の行方は? とか
主人への不満に目をつぶってでも子供のために添い遂げるべき? とか
刺激と安定、どちらも手に入れるには? とか。
もうそれはそれは色々な質問がいっぱい。
セフレの話もあったりしたし…。

恋愛なんて人それぞれだし、カタチもそれぞれだと思っていたけれど
ちょっとした出来事が「ああ、一緒かも」と思ったり
寂しいとか悲しいとかという感情が一緒だったりして
時にはキツイなぁと思う回答もあったけれど、面白かったです。

あなたは、こんな質問を友達から持ちかけられたらどうやって答えますか?
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by ddack1 | 2005-03-31 14:31 | books

female/小池真理子・唯川恵・室井佑月・姫野カオルコ・乃南アサ

五人の女性作家が描く、眩暈と溜息を誘う五つの短編をそろえた本。

私は、この中で「唯川恵」の本は何度となく読んできたけれど
他の人は名前のみ知っていた。
だから、この本も「唯川恵」という名前に引かれて手に取ったようなもの。

五つとも全然話しの内容は違うのに、官能の世界を表したような内容だった。
ちょっとビックリした。
そういう内容だとは知らずに手にしていたから。

でも、実際はこういう事は「ある」のか「ない」のかわからない。
理解できない話も多少あったけれど、まあ、女性が読むのにはいいのではないかと思う。
いつもとは違う種類の本で、少しドキドキしながら読んでしまいました。^^;
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by ddack1 | 2005-03-30 14:49 | books

魔剣天翔/森 博嗣

今回の本は、「Vシリーズ」と呼ばれているシリーズの5冊目のものです。

数億円と言われる秘宝の魔剣と、その魔剣を持っていたヒトたちの話。

私は、読んでいて何故殺人が起きたのかわからなかった。
推理小説だから殺人事件は起きるけれど…
そういう理由でヒトを殺すというのが理解出来なかったのだと思う。

今回の話は本当に難しかった。
何故って?
だって、飛行機のアクロバティックチームの話なんだもの。
飛行機のエンジンがどこにあるかもわからなければ、
キャノピィって何? の世界。
分からないことだらけで、読むのに時間がかかったことはまず、間違いない。

興味のある方、一度手にしてみてはいかがですか?
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by ddack1 | 2005-03-30 14:40 | books

恋愛三賢人-秋元康編-/秋元康

やっと読み終わりました。
これは、質問に対して秋元康が答えていくというパターンのもの。

遠距離恋愛って続くの?
とか
別れた彼とヨリを戻したいと思っているけど、うまくいく?
とか。

誰でも一度は疑問に思う事、
それを適切な言葉で語っているような気がします。

この本を読んで納得した事は、
恋愛って出会いも別れもあるけれど
出会いも縁とか偶然のひとつだという事と
別れにはちゃんと理由があると言う事。
どんなに泣き叫ぼうが、彼(彼女)の気持ちは決まっている。
理由を言わないなら、聞きなさい。
そんな風に言っていました。
聞く権利はあるものね。

値段的にもお手頃だから、一度手にしてみてはいかがでしょうか?
千円以下で買えるものだから。
私みたいに図書館という手もありますよー。(^_-)
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by ddack1 | 2004-09-14 13:49 | books

恋愛三賢人-秋元康の恋愛道場-/秋元康

この前、図書館でこんな本↑を発見しました。
これ、もの凄く面白いです。
本人の恋愛に対する考えが、いろいろとのっていました。

ふむふむ
と思ったり、
ええー、そうなの?
と考えたり。

なかなか勉強になります。

他の種類を今読んでいます。
それも楽しいですよ。
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by ddack1 | 2004-09-14 13:22 | books

雨はコーラがのめない/江國香織

題名からして、「何、コレ?」と思った。
読んでいくうちに、その正体が判明した。
「雨」とは、天気の雨ではなく、
作者、江國香織の飼っている犬だった。

エッセイであるこの本には、
必ず江國香織の好きな曲
(実に色々なジャンルの音楽)
と「雨」が出てくる。

大好きな音楽と大好きな犬と過ごす、
いっときの時間。
とても優雅で、優美な風景が私には浮かんだ。

何曲か知っている曲もあったし、
一度聴いてみたいと思う曲もあった。

最後に…
悲しいと思う事があった。
今でも元気なのだろう、雨の先天性の病気。
読んでいて、そこだけが少し苦しかった。
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by ddack1 | 2004-08-19 16:27 | books

本屋 vs 図書館

読みたい本、見てみたい図鑑
いろいろと興味があるけれど、
本屋で立ち読みは出来ても
それは、一時的なもの。

それでは…、と思い
図書館に出かけてみる。
欲しい本、読みたい本、本当に沢山ある。
ちゃんと手に取れるし、
一時的に自分のモノのように持ち運び出来る。

けれども、全てが読めるわけではない。
どちらが良いものか。
そう思いつつ、今日も本屋に出かける。
図書館は、今度の休みの時にでも出かけよう。
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by ddack1 | 2004-08-18 11:21 | books

スイート リトル ライズ/江國香織

結婚をしている夫婦のとても寂しい日常と
その夫婦を取り巻く人たちが出てきて
結婚とは、恋愛とは、不倫とは
と思わせてくれる話し。

日常に大切な甘いもの
逆に、日常だからいらない甘いもの

それが、モノなのか
それとも、気持ち的なものなのかは
不明だけれど…。

いつも思うのは、
江國さんの中に出てくる「家」は
城であり、牢獄であり、時に手放したくなる
そんな所のような気がしてならなかった。
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by ddack1 | 2004-08-17 08:47 | books